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柳プロダクトの地域性に着目し、その源流やデザインプロセス、製作プロセスなど今までとは違った目線にて作品を紹介いたします。現行品として製作されている作品やヴィンテージのプロダクトなど販売(一部受注販売)も致します。

Summary

名 称 : 柳宗理と中部地方のプロダクト

日 時 : 2023年7月16日(日)〜9月9日(土) 11:00~17:00 ※会期終了いたしました

会 場 : STILL LIFE(スティル ライフ)

場 所 : 〒461-0003 名古屋市東区筒井1-14-18

主 催 : STILL LIFE(スティル ライフ)

協 力 : (一財)柳工業デザイン研究会、(有)柳ショップ 、飛騨産業(株)、(株)青柳総本家

Story

 文藝誌「白樺」や民藝運動など日本に大きな影響を与えた思想家、柳宗悦を父に、日本の「声楽の母」と称される兼子を母に持つ宗理は1915年、東京原宿に生を享けます。その後は東京美術学校(現:東京藝術大学)西洋画科に進みます。1940年、当時の商工省によって日本に招かれたシャルロット・ペリアンと共に日本各地を廻り、その関わりが後のデザイン活動に大きな影響を与えていきます。戦後日本のインダストリアルデザインの確立と発展における最大の功労者と言われる柳宗理。古くから陶磁器産業などモノづくりが盛んであった中部地方には実は柳宗理のプロダクトが数多く存在します。 1946年にインダストリアルデザインの仕事をはじめた当初に名古屋の松村硬質陶器の工場に寝泊りして石膏の型取りをして制作の勉強をされたところから始まり、1950年代には多治見の岐阜県陶磁器試験場、土岐の知山窯、近年は高山の飛騨産業(株)による柳チェアの復刻など多くの作品に関わっています。

 

Works

Life

1915.06.29

 

 

1921

1923

1924

1925

1928

1933

1935

1936

1940

1941

1942

1943

1945

1946

1947

1948

1950

1952

1953

1954

1956

1958

1960

1961

1964

1966

1972

1975

1977

1978

1981

1984

1987

1990

2000

2002

2008

2011.12.25

東京市赤坂区原宿にて、 柳宗悦、兼子夫妻の第一子として誕生 本名、やなぎむねみち

千葉県我孫子で暮らす

 

3月、東京市赤坂区へ転居

関東大震災により家屋の一部が破損

4月、京都市上京区へ転居

柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、「民藝」の語を造る

京都府立第一中学校入学

5月、東京市小石川区へ転居

東京都目黒区駒場へ転居

東京美術学校西洋画科入学(1940年4月卒業)

日本民藝館開館、初代館長に柳宗悦就任

シャルロット・ペリアンの日本各地の視察に同行

シャルロット・ペリアン 企画展『選択・伝統・創造』高島屋(東京・大阪巡回展)に協力

坂倉準三建築研究所研究員となる(~1945年)

8月、陸軍報道部宣伝部員としてフィリピンへ(坂倉準三建築研究所の日本文化会館の設計建築に協力)

フィリピンにて敗戦収容

5月、フィリピンから帰国

工業デザインの研究に着手(農村工業振興会に嘱託として勤務)

4月、文化学院文学部および美術部講師就任

2月、前川設計研究所編『PLAN』発行「ラスキン、モリスよりグロピウス、コルビュジェへ」執筆

柳インダストリアルデザイン研究所開設、駒場の自宅傍にアトリエを構える

日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)設立に参加(~1960年まで会員)

4月、文部省より財団法人認可 、財団法人柳工業デザイン研究会設立

国際デザインコミッティー(現・日本デザインコミッティー)設立に参加(〜1980年まで会員)

前川國男の事務所新設(東京・四谷)にあたり、その建物の半地下へアトリエ移転

女子美術大学非常勤講師(~1966年)

4月、金沢美術工芸大学嘱託教授(~1965年3月)

6月、アメリカの工業デザイン視察 (ハバードバイヤーの壁画、高速道路や橋梁を見る、ヴァルター・グロピウスに再会)

ヨーロッパの工業デザイン視察 (ロンドン、ストックホルム、コペンハーゲン、ハンブルグ、 パリ、マルセイユ、ロンシャン、ミラノ等)

【バタフライスツール】ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクションに選定

カッセル国立デザイン専門学校講師(1960年10月~1961年2月の冬季授業を担当)

5月、父宗悦逝去

講演「今日の産業デザインについて」 中部デザイン協会主催、愛知県産業貿易館にて

【バタフライスツール、エレファントスツール】アムステルダム市立美術館のパーマネントコレクションに選定

​柳デザイン(株)(現・柳ショップ)設立

ヤナギ・ショップ(東京・千駄ヶ谷)開店

日本民藝館館長就任(~2006年8月)

日本民藝協会会長就任(~2003年7月)

紫綬褒章受賞

母兼子逝去

旭日小綬章受賞

「JC(ジャパンクリエイティブ)」が西武百貨店プライベートブランドとして発足 多数作品の復刻、デザインを行う

金沢美術工芸大学客員教授(~2011年12月)

文化功労者となる

英国王立芸術協会より ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(Hon RDI)の称号を授与

「柳宗理ー手から生まれるかたち」巡回展(広島市現代美術館、松本市美術館、横浜美術館)

柳宗理逝去

正四位・旭日重光章受賞

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