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Summary

名 称 : 民藝とモダンデザイン -松本民芸家具に見るデザイン-

日 時 : 2026年6月12日(金)〜 7月20日(日) 11:00~17:00       ※ 6月13日(土)はトークイベントを開催

会 場 : STILL LIFE(スティル ライフ)

場 所 : 〒461-0003 名古屋市東区筒井1-14-18

主 催 : STILL LIFE(スティル ライフ)・暮らすひと暮らすところ

協 力 :           、GALERIE ONE、 inter office ltd.、 pyöritä

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Story

 1926年、柳宗悦らによって提唱された民藝運動は、急速に西洋化へと向かう時代の中で生まれた。「用の美」という思想は、風土から切り離された機械生産や、技巧へと傾倒する工芸に対するひとつの応答であり、日々の暮らしに根差した無名の手仕事の価値を見出そうとする試みだった。 一方、同時代のフランスでは、ル・コルビュジエが「近代建築の五原則」を掲げ、機械技術によってもたらされる新たな美と、開かれた社会の可能性を構想していた。相反するようにも見える民藝とモダニズム。その二つを「デザイン」という視点で結びつけた存在のひとりが、1940年に来日したシャルロット・ペリアンではなかっただろうか。日本各地を巡り、地域に根差した素材や手仕事、そこに宿る風土に価値を見出したペリアンの眼差しは、後に柳宗理へと受け継がれ、戦後日本のインダストリアルデザインにも大きな影響を与えていく。

本展では、「206型チェア(通称 ペリアン)」を手がかりに、松本民芸家具のものづくりの歩みを辿る。民藝とモダンデザインという二つの思想を対照しながら、時代とともに変化してきたデザインの在り方を見つめ直す試みである。

松本民芸家具の創業者・池田三四郎が民藝に見出した未来とは何だったのか。そして、柳宗悦から受け継がれた思想はいかに継承されてきたのか。80年近くにわたり作り続けられてきた家具を通して、松本民芸家具の再発見を試みるとともに、「持続すること」の意味について考えたい。

Talk Session

名 称 : 民藝とモダンデザイン -松本民芸家具に見るデザイン-

日 時 : 2026年6月13日(土)   第1部 11:00〜  第2部 15:00〜

​料 金 : 各回 ¥3,000(税込) (1ドリンク付) (学割あり)

会 場 : STILL LIFE(スティル ライフ)

場 所 : 〒461-0003 名古屋市東区筒井1-14-18

予 約 : book onlineより

登壇者 : 池田 素民   (株式会社松本民芸家具 代表取締役社長) 

      戸田 祐希利  (暮らすひと暮らすところ プロダクトデザイナー)

      中村 源綱   (STILLLIFE ) 

Works

Introduction

松本民芸家具

 

 今から50余年前、まだ畳と座卓の生活が当たり前だったころに欧米の家庭で使われていた家具のデザインを踏襲し、当時衰退しつつあった全国でも有数の家具生産の伝統ある松本の地で、その高度な和家具の技術を持つ松本の職人に作らせた洋家具。美しく完成されたデザイン、確かな作り、年を経るごとに味わいを増す無垢の素材。そして現在人々が愛してやまない日本人のための和風洋家具、それが松本民芸家具です。
松本の家具の歴史は古く300年以上の歴史を有しており、大正末期には日本一の和家具の生産高を誇ったほどです。しかし太平洋戦争後その衰退は著しく、当時来松された柳宗悦先生がその状態を直接見聞され大変それを借しまれました。そして新作民芸運動の一躍として松本の伝統ある手工芸の回復を切望され、昭和23年にその先生のご希望にお応えするつもりで微力ながら採算のことは度外にして、運動のつもりで家具製作に取り掛かったのが松本民芸家具の始まりです。
松本民芸家具は必ずしも機械化、経済効率のみの近代化を良しとせず、人間生活ともっとも密着している家具の性格そのものに着目し、けして人間不在のものにならぬよう必要な部分に可能な限り手仕事にて製作しております。またデザインについても闇雲に斬新なものを作り出すのではなく、長い歴史の中で多くの人々に研ぎ澄まされ、また愛されつづけてきた東西の伝統的デザインを尊重し、その習作をかさねながら現代生活に即した形でデザインしております。そしてまた濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ…など数々の先達の大変な助力があったこともまた特異な点といえましょう。
そして現在、そのバリエーションはレギュラー製品だけで800種、それに関連した準レギュラーまであわせると2000種を数えます。そのほとんどが今でも新しい感覚のものとして生活に使われるものぱかりです。

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